心臓に負担の少ない入浴とは、どんなことに気を付けたらよいのでしょうか?
「急性・慢性心不全診療ガイドライン2017」には、「入浴は慢性心不全患者において禁忌ではなく、適切な入浴法を用いればむしろ負荷軽減効果により臨床症状の改善をもたらす」とあります。
熱いお湯は交感神経の緊張をもたらし、深くお湯につかると水圧により静脈還流量が増加し、右心圧、肺動脈楔入圧を上昇させてしまうと言われています。
温度は40~41℃、鎖骨下までの深さの半座位浴で、時間は10分以内が良いとされています。
【問題】
高齢者の不慮の事故による死亡者数が、多いものから順に並べてみましょう。
①交通事故
②誤嚥などの窒息
③溺死・溺水
④転倒・転落
ゆみのハートクリニック(東京)
慢性心不全看護認定看護師
髙圓 恵理
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